中国当局、ウイグル領土の一部で厳しい軍事管制を実施
RFA 2008年3月18日
世界ウイグル会議が現地から入手した情報によると、中国当局は3月10日からカシュガルやホータンなどウイグル人が多数居住する一部の都市で厳しい軍事管制を実施しており、夜10時以降の外出は禁止しているという。
また、中国当局は3人以上の集会を禁止する方針で取調べを強化しており、警察や治安部隊が『疑わしい』と思った人を好き勝手に拘束しているという。ウルムチなどの他の大都市でも治安部隊が増やされ、『疑わしい人物』らの拘束が展開されているという。
更に、世界ウイグル会議によると、中国当局はウイグル人のパスポートの強制回収を再開しているという。
世界ウイグル会議スポークスマンのデリシャット・レシット氏がRFAで声明を発表し、「中国政府は、ウイグル人に対して明らかな人権弾圧を実施する一方で、ウイグル族をテロリストに見せかけようとしている。中国のやっていることは真に国家テロ行為である」と語った。
(後略)
http://www.rfa.org/uyghur/xewerler/uyghur/2008/03/18/uyghur-elide-jiddi-halet/