国内からの公開書簡:『ラビアさんは我々の代表、指導者』

RFA 2008年3月24日 (一部抜粋)

 今年3月11日に、中国外交部の秦剛報道官は、ウイグル民族運動のリーダラビア・カーディルさんを『ウイグルの人々の代表ではない。テロリストたちの代表だ』との声明を発表していた。同声明が国内のウイグル人知識人の間でも反論を呼び起こした。ブグダ・アタとのペンネームで国内からRFAに公開書簡を送った一人のウイグル人が秦剛報道官の主張を否定し、国内のウイグルの人々がラビア・カーディルさんをウイグルの代表だと認識していること、そして、ウイグルの指導者だと思っていることを伝えた。

この公開書簡を複数の知識人の仲間と一緒に書いたことを先に述べたブグダ・アタは次のような文で主題に入っている:『秦剛報道官は誰一人ウイグル人の意志を聞いてみたのか?彼は誰一人ウイグル人の悩みに耳を傾けてみたのか?彼はウイグル領土のどの一角を自分の目で見てみたのか? ウイグルの代表は北京にいながら決めるものではない。いや、そもそもウイグルの代表を北京が決めてはいけないのであって、ウイグルの人々が決めるべきである。』

ブグダ・アタが公開書簡の中で、最近のウイグル人社会では、ウイグル人が多く集まるあらゆる場でラビア・カーディルさんについてこっそりと話し合う人が増えていること、ラビア・カーディルさんの活躍に感心していることなどを述べてから次のように書いている:『・・・ウイグルの人々が、何から何まで犠牲にして民族のために戦っている者らと民族の利益を(侵略者に)売り渡している者らを区別できる。秦剛報道官の主張はただ中国政府の声を代表するものであって、決してウイグルの人々の声を代表するものではない。』

ブグダ・アタは公開書簡の中で、ラビア・カーディルさんが去年ブッシュ大統領と面会したことがウルムチで噂として広がったのちに『新彊法律新聞』に載ったこと、このニュースがウイグル人社会を強く興奮させたこと、普段1元でもなかなか売れないこの新聞が(ウルムチのウイグル人が多く集まる場所)ドングコウルック(二道橋)で20元まで値上がりしたことなどを述べてから、『このこと自体が現在のウイグル人の政治的敏感さ、ラビア・カーディルさんへの敬意、そして、彼女に対する希望や期待を表している』と書いている。

RFAに送られてきたこの公開書簡は次のように終わっている:『現在、ウイグルの人々が自分の代表・指導者らを自分で選ぶことどころか、彼ら(代表・指導者ら)の名を口にする権利まで剥奪された状況の中で生きている。そのため、この公開書簡を書いている我々 - ウイグルの知識人で作るグループのメンバーら - は、同公開書簡を無署名で書かざるを得なかった。 我々としては、「ラビア・カーディルさんはウイグルの人々にとって、奮闘の中で鍛えられた、多くの試練を乗り越えた、その名や名誉に泥を塗ってはいけない民族指導者である」と世界中に訴えたいものである。』

http://www.rfa.org/uyghur/xewerler/tepsili_xewer/2008/03/24/rabiye-qadir-uyghur/

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