雑誌「カシュガル文学」の元編集者がそろそろ釈放か?

RFA 2008年2月1日

アメリカサンフランシスコに本部を置く人権団体「対話基金会」が今週の金曜日に明らかにした情報によると、雑誌「カシュガル文学」の元編集者クレッシュ・ユセイン氏がウイグル自治区マラルベシ県にある刑務所から今週の土曜日に釈放されるという。対話基金会によると、クレッシュ・ユセイン氏の3年間の服役期間が満了したため、2月2日に釈放されるはずだという。

クレッシュ・ユセイン氏が、雑誌「カシュガル文学」の編集者を務めていた2004年に、マラルベシ県出身の作家ヌルムヘッメッド・ヤスン氏の作品「野生の鳩」を「カシュガル文学」に載せたことを理由に逮捕され、懲役3年が言い渡されていた。しかし、クレッシュ・ユセイン氏が釈放されるかどうかについては中国当局側からまだ確実な情報が流されていない。当時、中国当局は「野生の鳩」の著者ヌルムヘッメッド・ヤスン氏を『作品の中で分裂主義や暴動を呼びかけ、扇動した』との『罪』で懲役10年を言い渡していた。

現在、ヌルムヘッメッド・ヤスン氏がウルムチ第一刑務所で服役中です。昨年、国連の拷問に関する特別調査官Manfred Nowak氏がウルムチを訪問した際にヌルムヘッメッド・ヤスン氏と面会し、拷問を受けたかどうかについて調査を行っていた。

中国当局は、2004年にヌルムヘッメッド・ヤスン氏とクレッシュ・ユセイン氏を逮捕するほか、この作品が載せられた「カシュガル文学」を回収していた。当時、国際社会がこの件で中国を非難していた。ひいては、この件はアメリカ外務省の人権報告書にも取り上げられていた。

http://www.rfa.org/uyghur/xewerler/uyghur/2008/02/01/kuresh-huseyin/

注: 問題にされた作品「野生の鳩」の英語版(Wild Pigeon)はこちら:
http://www.rfa.org/english/news/arts/2005/06/27/uyghur_literature/