ウイグル各地でウイグル人住民らが、被災地の方々の無事を祈って祈りを捧げた。ラビア・カーディル総裁が、日本政府にお見舞いの書簡を送った。

RFA 2011.03.14 (一部抜粋) | 翻訳・掲載:2011.03.17

RFAが入手した情報によると、日本での大地震をニュースで知ったウイグル人住民らが、ウルムチ、カシュガル、グルジャ、ホータンなど各地で行われた(地震直後の)金曜礼拝で、被災地の方々の無事を祈って祈りを捧げた。

「ウイグルオンライン」サイトに現地から寄せられたお見舞いの手紙では、次のように書かれている:
「本日は日本で大地震が発生し、数百人が亡くなられたことをニュースで知りました。私たちは、ウイグル全土のウイグル人を代表し、被災地の方々に深く哀悼の意を表し、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。そして、被災された皆様、そのご家族の皆さまへ、心よりお見舞い申し上げます。日本は、80年代から大勢のウイグル人留学生を受け入れ、ウイグルのために数多くの知識人を育ててくれました。そして、学校の建設や文化遺産の保護などに経済面で支援してくださった日本人が多くおられます・・・本日は、ウルムチ、カシュガル、グルジャ、ホータンなど各地で地震直後に行われた金曜礼拝で、ウイグル人住民らが被災地の方々の無事を祈って祈りを捧げました。ウイグル人と日本人の信仰する宗教は異なりますが、心は繋がっています。私たちは、日本の皆様がどうかこの苦境を克服されますよう、切にお祈り申し上げます。私たちウイグル人は、日本の皆様がこの悲劇を乗り越える上で、日本の方々と心をともにしていきます・・・」

一方で、世界ウイグル会議のドルクン・エイサ事務総長によると、世界ウイグル会議関係者も今回の大災害に大変な衝撃を受けており、世界ウイグル会議がラビア・カーディル総裁が署名したお見舞いの書簡を日本政府に送ったという。

http://www.rfa.org/uyghur/xewerler/tepsili_xewer/yapon-tewresh-03142011160000.html