ウイグル族17人を拘束、中国現地治安当局 署長代理死亡の爆発で

産経新聞 2016.09.21

中国新疆ウイグル自治区ホータン地区で10日に起きた爆発事件で、現地の公安当局は21日までに、女性4人を含むウイグル族住民17人を拘束した。米政府系放送局ラジオ自由アジアが伝えた。

この事件では、警察関係者4人が同地区グマ県で家宅捜索のために民家に入ったところ仕掛けられた爆弾が爆発。現地の警察署長代理が即死、残り3人も重傷を負った。3人が死亡したとの情報もある。

家宅捜索は民家に住む住民が「過激傾向」の疑いがあるとして実施したが、捜索時には誰もいなかったという。周辺住民は事件後に開かれた集会で当局から事件を口外しないよう求められたとしている。(共同)

http://www.sankei.com/world/news/160921/wor1609210023-n1.html