クチャ県で多くの所謂「不法宗教書籍」や「不法宗教用品」が燃やされた

RFA 2010.06.10 (一部抜粋) | 翻訳・掲載:2010.06.25

中国当局は最近、クチャ県チメン村で所謂「社会安定と民族団結に不利な宣伝物」の取り締まり運動を実施した。クチャ県「共産党建設」サイトの報道によると、今年6月に入ってからクチャ県チメン村で実施されているこの運動では、これまでに既に534枚のスカーフ、142セットの「宗教色の濃い服」、104枚の頭巾、600冊以上の宗教書籍などが燃やされた。

世界ウイグル会議スポークスマンのデリシャット・レシット氏によると、中国当局はクチャ県全域で「社会安定と民族団結の強化」というスローガンのもとで所謂「保守的宗教勢力」を打撃する政治運動を実施している。

デリシャット・レシット氏がクチャ県チメン村から直接入手した情報によると、今回の政治運動でチメン村で64人のウイグル人に罰金刑が科せられており、そのうち22人のウイグル人男性がひげを生やした「罪」のために罰金刑を受けたという。

http://www.rfa.org/uyghur/xewerler/tepsili_xewer/kuchada-dingha-qarshi-heriket-06102010201612.html