ホワイトハウス前で抗議 チベット人やウイグル人ら

産経新聞 2011.01.20

 公式訪米している中国の胡錦濤国家主席とオバマ大統領の首脳会談が開かれたホワイトハウスの前で19日、在米のチベット人やウイグル人のほか、台湾独立派の活動家ら数百人が中国政府に対する抗議集会を開いた。

 集会では参加者らがチベットの旗や「チベットは中国の一部ではない」「胡錦濤はリーダー失格」と書かれたプラカードを掲げ、中国政府の少数民族政策や人権弾圧に抗議。「胡錦濤は恥を知れ」と叫んだ。

 集会に参加した亡命ウイグル人組織「世界ウイグル会議」のラビア・カーディル議長は「オバマ大統領は変革を訴えて大統領になった。今こそ世界を良い方向に変えてもらいたい」と話し、中国の人権や少数民族政策を改善するためには米国の働き掛けが必要と訴えた。(共同)

http://sankei.jp.msn.com/world/news/110120/amr11012012390049-n1.htm