中国・新疆で襲撃、13人死亡 公安施設が標的か

産経新聞 2014.07.29

 英BBC放送(中国語電子版)は29日、中国北西部の新疆ウイグル自治区カシュガル地区ヤルカンド県で28日深夜に襲撃事件があり、13人が死亡したと伝えた。

 死者は全員漢族という。詳細は不明だが、武装した集団が地元の公安施設などを襲ったとの情報もあり、民族対立が背景にある可能性がある。

 自治区では区都ウルムチ市で5月22日に爆発事件が発生し39人が死亡するなど、ウイグル族によるとみられる無差別殺傷事件が相次いでいる。背景に政府の抑圧的な少数民族政策に対する不満があると指摘されている。(共同)

http://sankei.jp.msn.com/world/news/140729/chn14072918450006-n1.htm