2008年の「6.17事件」、ウイグル人33人が拘束

RFA 2009年3月20日 (一部抜粋)

世界ウイグル会議によると、2008年6月17日(カシュガルで北京オリンピックの聖火リレーが行われる数日前)に、ホータンからカシュガルに向かっていた一台のバスがホータン市を出た直後に中国の武装警察によって止められ、バスに乗っていた33人のウイグル人全員が拘束されたという。

世界ウイグル会議スポークスマンのデリシャット・レシット氏によると、この33人が「オリンピックの聖火リレーを妨害するデモのためにカシュガルに向かっていた」との口実で拘束されており、中国当局がこの件に「6.17事件」と名づけているという。

デリシャット氏によると、中国当局は最近、武装警察ホータン支部を「6.17事件」に貢献したとして表彰したという。また、デリシャット氏によると、拘束された33人のその後の運命は分かっていないという。

RFAの電話取材に対して、ホータン地区の司法・警察機関らがこの件についての言及(回答)を避けた。

http://www.rfa.org/uyghur/xewerler/qisqa_xewerler/xitay-xotende-tutqun-03212009043551.html