2012年の死刑執行数、世界最多は中国、数千人処刑か―国際人権団体

Record China 2013.04.11

2013年4月10日、英BBC中国語サイトによると、2012年に行われた死刑執行の数は中国が世界最多で、その数は数千人に上る可能性があるという。

国際人権団体アムネスティ・インターナショナルの報告によると、昨年1年間に全世界で行われた死刑執行数は広く減少傾向にある。死刑制度を廃止する国が増加する一方で、死刑制度を復活する国もあり、同団体を失望させている。

同団体のアジア太平洋地域担当は「中国は死刑執行数を国家機密にしているため、正確な数字を把握することは不可能。中国当局は死刑執行について減少していると言うが、具体的な数字をわれわれに提供しない限り、それを認めることはできない」と話す。さらに「われわれの調査によると、中国は昨年数千人に上る死刑囚を処刑している。中国は世界一の『死刑執行人』だ」と非難した。中国に次いで死刑執行が多かったのはイラン、イラク、サウジアラビア、米国の順。(翻訳・編集/本郷)

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