中国当局、2年間で大卒者2万人以上をウイグルから中国本土各地へ移送

RFA 2011.06.16 | 翻訳・掲載:2011.06.22

中国当局は最近、既に大学を卒業した若者たちを「再教育」との名目でウイグルから中国本土各地へ移送する政策を実施している。

当局の声である「天山網」サイトによると、中国当局は今後の2年間で、2万2千人の大卒者を「再教育」のためにウイグルから中国本土各地へ移送する計画だという。この報道によると、今年中に1万2114人の大卒者がウイグルから中国本土各地へ移送されることになっており、既に3千人ほどの移送が完了しているという。

大学を卒業した若者たちを現地で就職できる機会から意図的に排除してきた中国当局が今度は「再教育」との名目で彼らを中国本土各地へ移送する政策を打ち出したことについて、海外のウイグル人らの間では、この政策の真の目的はウイグルの若者たちを散乱させることと、中国本土からウイグルへ流れてきている中国人移民らに更なる就職機会を提供することであるとの見方がでている。

http://www.rfa.org/uyghur/xewerler/qisqa_xewerler/qayta-terbiyilinish-06162011170904.html

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