WUC:カシュガルは屋根のない巨大監獄になっている

RFA 2008年5月6日 (一部抜粋)

世界ウイグル会議が火曜日に明らかにした情報によると、聖火がウイグル自治区を通過する際(6月25日~27日)にウイグル人による抗議活動が行われることを恐れた中国当局はカシュガルのあらゆる場所(遠く離れた村まで)に巡査部隊を配置し、まるで屋根のない巨大監獄を作っているという。

世界ウイグル会議スポークスマンのデリシャット・レシット氏によると、ウイグル人が最も集中して住んでいるカシュガルのあらゆる通りが巡査部隊に溢れており、ただ嫌疑がありそうだと見えるだけでウイグルの人々が逮捕され、強制収容所に運ばれているという。デリシャット氏はカシュガルの雰囲気について「まるで屋根のない巨大監獄だ」と語った。

デリシャット氏によると、東トルキスタンの首都ウルムチでもウイグル人に対する政治弾圧が強化されており、ウルムチで戸籍のないウイグル人がウルムチ市から追い出されているという。

世界ウイグル会議は、オリンピックが人類の誇りを踏みにじる形で行われるならオリンピックの精神に違反すると見ており、国際オリンピック委員会に対して東トルキスタンに予定されている聖火リレーの取消を呼びかけている。

http://www.rfa.org/uyghur/xewerler/uyghur/duq-qeshqer-xitay-turme-05062008205349.html