スウェーデン外務省人権報告、中国の人権状況を非難

RFA 2008年5月26日 (一部抜粋)

最近、スウェーデン外務省が世界各国の人権状況に関する2007年度の人権報告を発表した。同報告書の中国に関する部分では、ウイグル人の踏みにじられている人権状況についても触れている。

同報告書のウイグルに関する部分では、中国政府が1949年以来ウイグル領土に対して計画的に人口の移住(中国内陸から)を進めてきた結果、この地域で当初6パーセン トしかなかった漢人の人口が今ではウイグル人の人口を上回っていること、80年代から中国政府がこの地域での取り締まりを一段と強化し、ウイグル人に対する不当拘束・逮 捕・処刑などが酷くなっていったこと、昨年は『国家の安全に危害を加えた』として多数のウイグル人が逮捕や処刑になったこと、中国政府が『反テロ』を口実に取り締まりを強化していること、ウイグルの人々が信仰の自由のような最も基本的な人権まで奪われた状況にあることなどを指摘している。

また、同報告書ではウイグル、チベット、モンゴルなどの民族が中国の同化政策の犠牲になっていると指摘している。

http://www.rfa.org/uyghur/xewerler/xelqara/shiwitsiye-xitay-doklat-05272008013504.html
http://www.rfa.org/uyghur/xewerler/tepsili_xewer/shiwetsiye-xitay-insan-heqliri-05272008041431.html