世界ウイグル会議、トルコとノルウェーで活動

■トルコ

4月6日~12日に中国を公式訪問したトルコ国会議長のkoksal toptan氏をはじめとするトルコ代表団は、 訪中日程を終えてトルコに帰ってきた。トルコの報道筋によると、今回の中国訪問で、特に温家保首相との会談ではウイグル問題が取り上げられたという。

中国訪問を終えた一行がトルコに帰ってきてから、世界ウイグル会議副主席のセイット・トムトルク氏をはじめとする世界ウイグル会議代表団は早速トルコ国会を訪れ、一行の中国訪問についていろいろと尋ねるほか、現在のウイグルの政治情勢について報告をした。 14日にトルコ国会内で行われた面会では、トルコ国会議長のkoksal toptan氏と国会議員のsalman kotan氏が中国訪問について説明を行った。

RFAの取材に応じた世界ウイグル会議副主席のセイット・トムトルク氏は、トルコと中国両国の関係における東トルキスタン問題で前進が見られているとの考えを示し、これまでに中国の国内問題として逃げてきたトルコ政府はやっとこの問題を自分の同胞たちの問題として考え始めたと指摘した。

http://www.rfa.org/uyghur/xewerler/tepsili_xewer/2008/04/16/xitay-turkiye-uyghur/

■ノルウェー

ノルウェーを訪問している世界ウイグル会議主席のラビア・カーディルさんと世界ウイグル会議執行委員会主席のアリム・セイット氏が、ベルゲンでの活動を終えてから13日にノルウェーの首都オスロに到着した。そして、14日にノルウェー外務省アジア担当部の幹部らと面会し、ウイグルの人権問題を訴え、ノルウェー政府への要望などを伝えた。

外務省での会談の後、両氏は人権団体の会合に出席し、ウイグルの人権問題を訴えた。そして、会合の後には記者会見を行った。

その後、両氏はノルウェー国会を訪れ、進歩党、保守党、キリスト教民主党、左派社会党の幹部らと面会し、ウイグルの人権問題を訴えた。

http://www.rfa.org/uyghur/xewerler/tepsili_xewer/2008/04/17/rabiye-norwigiye-parlament/