中国サイバー部隊分散配置、台湾分析

産経新聞 2013.04.30

 台湾の情報機関、国家安全局は29日、網軍(ネット軍)と呼ばれる中国のサイバー攻撃部隊が軍各機関に役割ごとに配置され、攻撃対象を民間部門に広げるなど力をつけているとして、対策を求める報告を立法院(国会)に提出した。

報告によると、網軍はネットを通じたスパイ活動や戦時攻撃などの役割ごとに分かれ、中国軍の中枢機関である総参謀部や総政治部など4総部のほか、7大軍区や各地の研究機関などに分散配置されている。正規要員は推定10万人余り。(共同)

http://sankei.jp.msn.com/world/news/130430/chn13043007370000-n1.htm