中国当局は、若年ウイグル人女性の中国本土への強制連行を続けている

RFA 2011.01.03 (一部抜粋) | 翻訳・掲載:2011.01.08

現地政府が運営する「カシュガルニュースサイト」の報道によると、中国当局は、2010年の年末にカシュガル地区ペイズアワット県から新たに120人の若いウイグル人女性を中国の浙江省へ移送した。

この報道によると、中国当局は同県から2011年の年始に更に680人の若いウイグル人女性を中国の浙江省へ移送することにしているという。

中国当局がウイグルで実施している所謂「余分な労働力の域外移送」政策により、数年前からほとんどが若いウイグル人女性からなる若者たちを大量に中国本土へ移送している。この政策に対してウイグル人社会では根強い不満と反発があり、2009年7月5日に起きたウルムチ大虐殺事件の引き金となった「6.26韶関事件」は、この政策が生み出した悲劇の一例だった。

http://www.rfa.org/uyghur/xewerler/qisqa_xewerler/qiz-ishlemchi-01032011182632.html

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