中国 再度「不自由な国」にランクイン

NTDTV 2014.01.24

【新唐人2014年1月24日付ニュース】23日、アメリカの人権団体「フリーダムハウス」が2013年度世界自由度ランキングを発表しました。報告書によると、世界の自由度は8年連続して後退の傾向にあります。中国は再度、自由度が最も低い国の1つにランクインしています。

 フリーダムハウスが世界195カ国と14の地域を相手に行った自由度調査によると、2013年の世界の自由度の状況は後退の傾向にあります。

報告書は、ロシアとウクライナの異見者およびメディアに対する抑圧、シリアの内戦、エジプトの軍事政変などはいずれも、世界の自由度を後退させた原因であると指摘しました。

 また、中国はアジア太平洋地区の主要大国として、異見者への抑圧強化、ネット上の言論制限などで自由度が後退し、「政治の権利」と「公民の自由」のポイントは、最悪レベルを示し、連続数年間「不自由な国」にランクインしています。

米人権団体「フリーダムハウス」

「習近平率いる中国の現政権において、良い事は1つもありません。例年同様、多くのブロガー、異見者、人権弁護士、地方官僚に対抗する一般民衆が逮捕されています」

一方、アジア太平洋地域の台湾、韓国、日本、インドネシア、オーストラリアなどはいずれも「自由な国」にランクインしています。

 アメリカやヨーロッパ各国は依然として「最も自由な国」にランクインしています。世界範囲では、40の国の自由度がやや改善されているのに対し、54の国は後退を見せています。

http://jp.ntdtv.com/news/10393/中国+再度「不自由な国」にランクイン