独政府、中国向け投資保証55億ドル削減=独誌

独政府、中国向け投資保証55億ドル削減=独誌

[フランクフルト 22日 ロイター] – ドイツのハーベック副首相兼経済・気候保護相は就任以降、独企業の中国投資に対する政府保証を約50億ユーロ(54億8000万ドル)削減した。独誌シュピーゲルが22日報じた。

独政府は中国への投資に関連し、計1億0100万ユーロ分の新たな投資保証申請4件を却下。5億5400万ユーロに相当する延長申請4件を認めず、40億ユーロに上る新規申請を受理しなかった。

加えて、申請企業が新疆ウイグル自治区での事業に関わる可能性があるとして、2億8200万ユーロ相当の延長申請を留保した。

この結果、2022年の新規承認件数は9件と、13年の37件から減少した。今年の承認件数は5件にとどまっている。

https://jp.reuters.com/article/germany-china-investment-idJPKBN2Y901L