7.5ウルムチ大虐殺事件後に失踪させられた人々(その17)

7.5ウルムチ大虐殺事件後に失踪させられた人々(その17)

RFA 2012.06.28 | 翻訳・掲載:2012.07.13

家族らがRFAに明らかにした情報によると、2009年7月5日のウルムチ事件後に警察に拘束されたまま失踪してしまったウイグル人の一人は、当時ウルムチ市サイバグ区にある夜の市場でドライフルーツを売っていたアフメットジャン・ジュメ氏(写真)である。

アフメットジャン・ジュメ氏は、1983年にホータン地区カラカシ県で生まれた。10年以上前からウルムチでドライフルーツの商売をやっていた。2009年8月27日に、5人の警察がウルムチ市サイバグ区にある夜の市場でドライフルーツを売っていたアフメットジャン・ジュメ氏を拘束した。

家族らは、ここ3年間ホータンからウルムチまで関係警察機関ら走り回り、彼の消息を探し求めたが、生死を含む一切の消息を入手できなかったと言う。家族らはRFAの取材に対し、警察当局側は「そのような人を拘束した記録はない」と主張し拘束行為自体を否定しているが、当時彼が黒色の制服を着ていた5人の警察によって拘束されたことを証言できる少なくとも5人の証人がいると語った。

http://www.rfa.org/uyghur/xewerler/tepsili_xewer/ghayib-bolghanlar-06282012154742.html

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