米外務省報告: ウイグルの青少年たちは「人の密輸」行為の犠牲者
RFA 2008年6月5日 (一部抜粋)
先日、米外務省が各国における「人の密輸」行為に関する2007年度の報告を発表した。同報告書では、ウイグルの青少年たちが「人の密輸」行為や強制労働の対象になっていると指摘している。
米外務省「人の密輸」の阻止を担当する支局の責任者マーク・ラゴン氏は、木曜日の記者会見で、中国本土に移送されているウイグル人女性らが東トルキスタンで人口を増加させる能力のある若者たちであることに注目していると指摘した。ラゴン氏は以前米国会でもこの問題を取り上げ、中国当局が進めているウイグル人女性の大規模な移送計画を『地域の安定化に関係ある政治計画のように思われる…』と発言していた。
ラゴン氏によると、ウイグル人女性の移送問題が意図的な労働力密輸行為に該当するかどうかについて様々な議論があり、米政府としても詳細な調査を行っているという。
http://www.rfa.org/uyghur/xewerler/tepsili_xewer/amerika-erkeschilik-doklati-06062008054916.html
【関連記事】