キルギス軍、ウイグル人11人を殺害=中国から逃げてきた独立勢力の疑い―中国メディア

Record China 2014.01.26

2014年1月25日、網易は記事「キルギス当局、ウイグル人独立勢力らしき11人死亡の詳細を発表」を掲載した。

ロイター通信は24日、キルギスタン国境警備軍が中国との国境付近で、「ウイグル人独立勢力」9人を銃撃、殺害したと報じた。24日、キルギス国境警備軍は記者会見を開き、事件の詳細を説明した。

23日、キルギス、イシク・クル州の漁猟協会会長が武装勢力と遭遇。怪しいと思い声をかけたところ衝突となった。武装勢力2人を打ち殺したが、最終的には武装勢力により殺害された。国境警備軍が後を追い武装勢力のアジトを包囲した。武装勢力は投降せず、アジトを燃やし、その隙に逃走しようとしたが最終的には9人全員が銃撃により死亡した。武装勢力は漁猟協会会長から奪った猟銃以外は火器を持っておらず、国境警備軍は兵士1人が軽傷を負っただけだった。

武装勢力は死の前にウイグル語でアラーを讃える言葉を叫んでいたほか、所持品からはコーランや刃物、コンパス、地図、黒いマスクなども発見された。中国警察の追撃を逃れ、キルギス領内に潜伏していた可能性が高いという。

死亡した漁猟協会会長は英雄として顕彰されることが決まった。また国境警備軍も職責を果たしたとして大統領から高く評価された。(翻訳・編集/KT)

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